20141129
現在進行中三島の家の構造について書きたいと思います。
三島の家は木造平家建てです、構造としては外周部のみに耐力壁を設け平家全体が大きなワンルーム空間となっています。
大きなワンルームに各機能を持った個室の箱を設けている形状です、各居室の箱は屋根を支えていないため間仕切りやレイアウトの変更がしやすい構造となっています。
今回はこの屋根を支える垂木を構造用合板で製材をはさんだ合わせ垂木としています。
合わせ垂木は各居室ごとに必要な天井高さを確保するために勾配を設けています。

構造設計者と打ち合わせを重ね強度、コスト、意匠を兼ね備えた垂木となりました。難しい加工のため少々コストはかかってしまいましたが・・・
制作風景をご紹介したいと思います。

今回の垂木は棟が斜めに通っていてさらに勾配が両方についているために、全部で36本36種類の垂木で構成されていますCADで図面を書くのは用意ですが制作するのは困難を極めました、まづ図面にもとづき合板で制作した作業台に36種類の勾配の現寸図を制作していきます。

各部分に使用するパーツを手加工で切り出して行きます、優秀な大工さんのおかげで非常に精度の良いパーツができていきます。材料は主に桧を使用しています今回制作した垂木の骨組みは大間柱120×30 120×60个2部材から構成されていて非常にシンプルですコストの面も抑えることができました。
精度良く切り出したパーツを型板の上に載せ組み立てていきその後構造用合板仕上げとなるため仕上げます。


上棟時の様子です、難しい加工ですが現場での調整もなくスムーズに納まりました、棟の通りもキレイに通っています。

内部からは垂木と野地板合板が化粧として表しとなっています。

良い感じに納まりました、内部の床にもいくつか高低差をつけているので平家建てですがメリハリのある楽しい空間となっています。難しい加工でしたが、精度良くそして楽しみながら製作してくれた現場に感謝です。

現在内部仕上げ中です、年内竣工予定です。仕上がりを見学できる機会を設けようと思いますので、見学をご希望の方はご連絡下さい。




 
三島の家 構造について | 18:33 | - | 建築
20141116
進行中の平屋住宅の足場がとれました、施主と共にいくつか検討し、今回は黒い外壁となりました、米杉の羽目板と共に良い感じに仕上りました。

現在内部の仕上げ工事中です。




三島の家 | 19:52 | - | 建築
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